観測所を南端の野島崎へ 東京並み数値に「イメージ違う」 南房

 半島南部に位置し、黒潮の通り道でもあることから、冬でも暖かく過ごしやすい南房総だが、気象データとなると東京とさほど変わらない。地元では「温暖な観光地のイメージにそぐわない」と観測地点の移動を求める要望や動きがある。ルイヴィトン キーケース
 気象ニュースで伝えられる館山市のデータは、銚子地方気象台が管理する無人の館山特別地域気象観測所(同市長須賀)で計測されている。かつては戦前から同市南端の富崎地区にあった富崎測候所のデータを使用していたが、1968年3月末に閉鎖。miumiu バッグ館山測候所が引き継ぎ、2006年に無人化、特別地域気象観測所として現在に至っている。
 しかし、比較的内陸の市街地にあるためか気温の数値は東京と変わらず、南房総の温暖さが伝わらない。ロレックス 時計こうした状況に対し、元の富崎など温暖な実情に合った場所への観測所移転を訴える声が地元から上がった。富崎に近い南房総市白浜町で個人的に気象観測を行う岩田益雄さん(64)も白浜と館山を比較し、「館山のデータは2〜3度低く出ている」と指摘する。

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 気象庁の観測データによると、今年2月の館山の平均気温は5?8度(5?4度=東京)、3月が9?8度(8?8度=同)と確かに大差がない一方で、房総半島と同じく太平洋に突き出た伊豆半島の南端、石廊崎は2月が7?5度、3月が10?7度。しかし、岩田さんの計測による南房総市白浜町の気温も2月が7?2度、3月が10?7度で、ほぼ同じだった。シャネル時計